しかも、、
ネット等オンラインでの集客作業はまったく無く。。
アナログな方法だけで、凄い繁盛サロンを築かれているマレーア・パートナーサロン。
横浜市旭区鶴ヶ峰本町:美容室ビハーラさんとの対談:第九弾です。
*詳しく知るためには、Part1からご覧ください..
Part1 Part2 Part3
Part4 Part5 Part6
Part7 Part8 Part9
美容室ビハーラ:森本さん(以下Mさん):取り入れたとしても、比べれば、一目瞭然なんで、、
荒井(以下A):あー。戻ってくるというか?
Mさん:かなあ?・・と思いますよ。
A:なるほど...
そう考えると、ホームケアっていうものも..
(ビハーラさんでは、)マレーアのシャンプー、トリートメントを、ご提供して頂いてるんですけれども。
ほんとうは、僕は、そうではないような気がしてきて..
ほんとうに提供しているものは、マレーアの、シャンプー、トリートメントではない気がするんですよ。
・・というのは、何だろうな。
「ほんとうであれは、毎日毎日(お店に)来てもらってやってあげたいんだけど。それができないから、家ではこれでケアしておいてネ」
っていうのが、お客さまにも伝わってるのかもしれないし。
Mさん:ウーン。うん。
A:いわゆる、凄く信頼している町医者の主治医さんであったら、「この先生が渡してくれる薬を飲んでいれば安心!」・・みたいなそういうある種の「プラシーボ効果」だったりとか。
そういうのも、あるのかなぁ?とか思っちゃうんですけどね。
Mさん:それ、あると思いますね。
付き合いの長いお客さまとかは、特にあると思いますね。
ミコノスからマレーアにチェンジしたときも、あまり、ギモンも突っ込みもなく、
「今度、パッケージが変わっただけです」
「なおかつ、ちょっとお安くなってます」
「中身もちょっとよくなってます」
それぐらいしか言ってない。
A:しかも、凄く有り難いことに、ミコノスが(廃盤前で)あったときから切り替えてくださったじゃないですか。
まだ、(ミコノスが)なくなるってわかんない頃から。
Mさん:ハイ。
A:だから、そこがね凄く、ホントに有り難いなって思ってるんですけど。
ホームケアを、ビハーラさんのように..
・・というのは、僕らの商品に限らず、他のディーラーさんとも話になるんですけど...
いくら僕らがやっても、サロンさんで、ほんとうに、ほぼ売らないのか?売れないのか?わかんないけど。
ウチの商品に限らずですよ。これは。
まったくホームケアっていうことに関して。
お勧めも、しないのか?できないのか?ってお店も、結構あるんですよね。実際に。
Mさん:うん。
A:何かこの、それ(勧めること)に対して、悪い感情なのか?
何か、売りつけるっていう感情なのか?
....持ってる方もいて。
一方、しっかり、森本さんのように、販売されているお店もある。。
Mさん:うんうん。
A:で、ようするに、もちろん売ったことによって、多少なりとも利益が入る
・・というメリットもあると思うんですけど。
ホームケア(製品を)を、お客さまが使っていることによって、施術上だったりとか、そういったことに関してのメリットって何かありますか?
Mさん:マレーアで日常的に洗ってくれていると、健康な状態でずっといてくれるし。
健康な髪だと、お互いにいいんですよね。
僕もやりやすい。
お客さんも気持ちいい。
A:何で聞いたか?というと、そういうことを..
なんだろうな...
ちょっと美容師さんの側で、これも全ての美容師さんから感じるわけではないんですけど。
何かちょっとね..
ちょっと「恐れている」というか。
お客さんに例えばこういうのを勧めていくってことに関して。。
Mさん:そうかぁ。
A:それをすごく感じる場合もあるんですよね。
Mさん:うんうん...
A:それは。まぁ何度も言ってるんですけど、根本的には、僕も利益があるから、僕もそう思っているのかもしれないんですけど。。
でも、サロンさんにとってもメリットがあるじゃないですか。
Mさん:うんうん。
A:僕はその、ユーザーさんにとっても、森本さんがいま、おっしゃってくださっているように、いい髪の状態でいるってことは、もの凄いメリット感だと思うんですよ。
とすれば、僕も含めて、3者にメリットがあるわけだから。
もうちょっと、アプローチしてもいいのかな?と思うときもあるんですね。
Mさん:ウンウン。
A:もちろん僕は、自分たちのだけが、いいシャンプーだなんて、これっぽちも思ってないんで。
市販されているなかにも、色んなメーカーさんでも、いいシャンプーはある、と思ってるんですよ。
だけどなかには、そういう「いいグループ」のではないものを使って、髪を(美容室で)せっかくいい状態に仕上げても、次来たときに、シャンプー、トリートメントの影響も少なからずあって、悪い状態になる、、
ってことを、繰り返してる場合もあるじゃないですか。
Mさん:うんうん。
A:で、サロンさんのなかには、いまのお取り引きサロンさんではないんですけども。
「美容師の仕事は、髪を傷めてナンボ」だっていう発想をされている方も、いらっしゃるんですよね。
Mさん:はいはいはい。
A:それをたえず、毎回毎回やっている・・という、、
Mさん:昭和っぽいですね。確かにね。。
根本的に、信頼関係が、基本の「キ」ができていると、シャンプー、トリートメントを、「買って」って言わなくても、「買いたい」って自発的に言ってくれるひともいるし。
あとは、もしシャンプーを売りたい気持ちがあるのだったら、ホームケアをどうされてているか?
まず聞いてみて..
「どんなふうにされてます?」って聞いてみることですね。
で、シャンプーの知識も、自分でパンパンにしっかり知っておいて。
お客さんが気にいって使われてるシャンプーが、どんなシャンプーか?何が出て来てもわかるように、しておいて。。。
A:なかなかそこまでは、美容師さんも大変というか....
でも、ある程度抑えておけば、何となくはわかりますよね。
Mさん:ですね。
A:洗浄の基剤になってる部分だけとかでもちょっと抑えておけば...
それは、僕らも、もしかしたら、基本的な部分だけをおさえて、出せばいいのかも?ですしね。。
なるほどですねぇ...
Mさん:で、そうすると、たくさん聞いておくと、「何かないの?」と言われたら..
「そうね」って。
意図的にもって行かなくても、その話題をしてみると、自然と売れていくんじゃないかな?って。
A:ウンウン。
Mさん:あと僕、シャンプー、トリートメントを、あげるときもあるんです。
お客さんに。
このひとほんとう傷んでるな。
このタイミングで、このひとはしっかりケアした方がいいな。
ってときは、シャンプーだけ。あるいは、トリートメントだけ。
ここだけの話、個人店だからできると思うんですけど、差し上げますから。。
「ここだけの話、これ、差し上げますから。明日の夜から、これで洗ってください」って。
A:それは(そのお客さまは)嬉しいですね...
Mさん:「ちがいが、体感的にわかってもらえると思います」..と。
すると、次来たときは、「じゃあトリートメントも賈っていくワ」と、してくれるんで。
実は、ある程度のタイミングで、あげてるときもあります。
A:ほーお。やっぱりだから、キーポイントになってくるのは、中・長期的っていうか。
そういうのの満足感ということなのかな?と思うんですけどね〜。
Mさん:ウンウン。
A:そこは、僕なんかホント、賈って頂いてて、ホント「有り難い」しかないんですけど。
Mさん:いえいえ。
A:それをあげて頂いてるって、有り難いしかないんですけど...
でも、美容師さん、サロンさんの側で言うと、「損して得取れ」じゃないけど。
それはシャンプーに限らず、あるのかもしれないですね。
Mさん:うんうん。
A:例えば、「今日はちょっとアイロン入れない値段だけど、少しアイロン入れたけど..」
そのアイロン分の値段は頂かなくて。
例えば、「今日はちょっとサービスですよ」
・・ってやってあげるのも、もしかしたら、いいのかもしれないし。
Mさん:そうですね。ウン。
A:何にしても、そのひと自身がね。
長い間の、長期的な満足を。。
Mさん:うんうん。そうですね。
優先なのは、お客さん。
さっきおっしゃいましたけど、三方良し・・でなければ、100年続きませんからね。
お客さんが、まず気にいらないと、サロンは利益があがらないし、サロンが利益があがらなきゃ、メーカーさんも、ね...
A:そうですね。
Mさん:皆がよくなるには、まずはお客さんを喜ばせるのが。
それが、一番お金を生む源なんで...
A:そうですねぇ...
Mさん:優先順位は、「お客さま」ですよ。
A:...そうですね。。
僕もちょっとかじった勉強してて、あるひとが言ってたんですけど。
いま凄く、時代は難しくなってて。
ライバルっていうのは同業者だけじゃなくて。
Mさん:ウンウン。
A:例えば10万円あったとして、それを美容に使うのか?
何かどこかの食べ物に使うのか?
何か旅行に使うのか?
とかなんとか。
ようは、全ての全て。全ての者がライバルであって、、という話があって..
Mさん:ウンウン。
A:「だから蹴落とす」とか発想しちゃうと、そこでまたおかしくなって。。
だからこそ、「同業者(のライバル)をみて、ああでもない、こうでもない
・・と言ってるレベルを、もっと上げなければいけない」
・・っていう話を、結局はしてたひとなんだけど。。
Mさん:うん。うん。
A:やっぱりだから、大事なものっていうのは、コンテンツというか、その提供しているモノであって。
美容師さんであれば、先ほどからおっしゃって頂いた、
空間であったり、満足感であったり、
次回への期待であったりの、総合としての商品じゃないですか。
そこが高ければ、いいのかもしれないですね。
Mさん:うん。うん。そうですねぇ...
A:...ちょっと、色々聞いて来て、何か、同じようにマレーアを使われている、他のサロンさんに、何か伝えたいこととか、もしあれば。。
Mさん:そうだなぁ....
ありきたりかもしれませんが、「自信を持って、行きましょう!」
A:ありがとうございます。
Mさん:「間違いないですよ」・・ってぐらいかなぁ?
A:あと、2点ばかり聞きたいんですけど。
1点は、お客さまに対して。
一応、今回対談させて頂いた目的は、対サロンさんということがあるんですけど。
森本さんのお客さまに対して、伝えたいこととかで。
いまここで、僕に伝えてもいい範囲の限りで、何かありますか?
Mさん:お客さんに?・・
・・抽象的かもしれないけど、、「髪型も楽しみましょう」っていうくらいかなぁ。
まあ、自分で、自分も仕事楽しみましょうっていうつもりですけどね。
自分が楽しめてれば、お客さんも、結果的に楽しい髪型になるだろうし。。
A:そうですね...
...たぶん今のお話の中で出て来ているんでしょうけれども、もう一点。
美容師として、森本さんご自身が、最も大切にしていることって、どういうことですか?
Mさん:「悔いを残さない。」
「今に集中する。」
これ話が重複しますけどね。
自分の過去の失敗を、悔やんでいるから。。
美容師じゃなくても、そうかもしれないけど。
悔いを残さない。
いまできる、最善のベストを尽くす。
第一弾の公開の際から記していることですが、、
この対談の際、聞き手の私:荒井は、素晴らしい言葉の数々に、どんどんのめり込んでリキが入ってしまいました。
よって、どんどん話が長くなりましたので、分割して掲載しております。
次回はさらに、
ホームケア製品に至るまでの、
「深い信頼関係」作りのヒミツに迫ります。
次回は必ず、11月中にはアップいたします。
続きを、お待ちください...
☆ビハーラさんとの対談:Part1から見る
☆美容室ビハーラさんご案内
☆美容室ビハーラさん関連NEWS