しかも、、
ネット等オンラインでの集客作業はまったく無く。。
アナログな方法だけで、凄い繁盛サロンを築かれているマレーア・パートナーサロン。
横浜市旭区鶴ヶ峰本町:美容室ビハーラさんとの対談:Part2です。
*詳しく知るためには、Part1からご覧ください..
[Part1はこちら]
荒井(以下A):ありがとうございます。
あと僕が、ビハーラさんに商品を持ってくると、接している時間(滞在時間)は、そんなに長いわけではないんですけど。。
美容室ビハーラ:森本さん(以下Mさん):ハイ。
A:ひとつ感じたのは。。お客さまの方を見ると、ビハーラさんのお客さまが、凄くリラックスしている感じがしたんですよ。
それと対照的に、森本さんご自身は、凄くこう(いい意味で)「張りつめている」感じが、凄くしたんですね。
Mさん:ウン、ウン...
A:もちろん、他店さまでも感じるのですが。
それを凄く特に「感じた」というか...
ほんとうに、こう、「プロの土俵」というか。。
Mさん:ほう...
A:でも、お客さまにそういう感覚が伝わってしまうと、それはそれで、ちがうと思うんで。
逆にその、お客さんは凄く(森本さんの「張りつめている」感を全く感じずに)リラックスしていると感じたんで...
Mさん:うんうん。
A:何かこう。。
そこに、何かがあるんじゃないか?・・と。
Mさん:あー。はいはい。
A:と思ったんですよ。(森本さんご自身が、)意識しているかどうか?、わかりませんが....
・・で、ちょっとそういう話をお聞き出来たら、面白いんじゃないか?と思ったんです。
あともうひとつが、先ほどの店販の売上の話にも絡むのですが、、他のサロンさんとかで、マレーアとか、ミコノスとかに限ったことでないんですけど。。
商品も、もちろんそうなのですけど。
サロン自体に対してもなんですけど。
例えば、一番失客する理由は何か?・・というと、アンケートとかを見てもそうかと思うんですけど。。
『飽きる』という、、
Mさん:ほーお...
A:お客さんのサイドからの、「飽きる」という...
例えば、ミコノスであっても、「いいものであっても、飽きるよ」と...
お店としても、凄くいいサービスをしていても、「飽きる」ということを、よく言われる方がいらっしゃるんですね....
Mさん:うんうん...
A:実際その、今の僕のお取り引きしているサロンさんは、ミコノスからマレーアと、長く使ってもらっているので、そこを、飽きさせないで来ている・・とは思うんですけど。。
特に、森本さんの場合でいうと、それがほんとうに長い期間。。
(ミコノスを扱いだしてから、)森本さんの方が「長い」とは思うのですが。
たぶん、僕より長いですよね?
いつ頃からでしたっけ?
Mさん:僕の場合、そう95、6年ぐらい...(戸塚の)エルグレコさんでの勉強会に参加させて頂いたのが、最初ですね。
A:するともう、それだけの年数をかけて、お客さまも、何度もリピートされて、離れていってない・・というところがあるじゃないですか。
そういう部分。
抽象的な聞き方なんですけども。何か、秘訣というか。。
Mさん:飽きさせない秘訣?
A:はい。
Mさん:いくつかあるんですけど、「視覚で飽きさせない」ことと。。
あとは、「ワクワク感」。
次どうなるんだろう?こうなるんだろう・・という、いわば、一番大事な部分の「ヘアスタイル」で、提案するんですね。
これ。一番重要なんですけど。
「今日はこういうヘアスタイルにしましょう」。
で、提案という切り口から、
「来月こうしたらどうですか?」
「中期的に、こういうヘアスタイルもありますよ」
「ああしたヘアスタイルもありますよ」
「これをやったら、こういう印象に変わりますよ」
..という前向きな発想を、やったら、「いいふうになりますよ」という提案をして。
決して、無理に推し薦めないんですけど。
そうすると、
「アッこうもなれる!」「ああもなれる!」
と、いうイメージを湧かせることができる。
すると、「じゃあ私、次いつ来たらいい?」...
...と、聞いてくる。
すると、僕主導に、完全になる。
すると、凄くラクなんですよ。
で、「いついつ頃がいいですよ!」と。
「じゃあ、もう予約して帰るワ」。
そして、「半年後には、私はこんな感じネ!」
A:なるほど!
Mさん:こうして、ヘアスタイルで、まずワクワクさせるのが、一番重要ですね。美容師にとって。
・・・で、そうですね...「シャンプーに飽きる」というのは、まったく理解しづらいですけど。。
絶対的に、(マレーアは)どの商品にも負けないですよ!
A:...ええ、それはあります...
Mさん:・・と思います。
それは、口頭で伝えてもいいと思うんですけど。。
「自分は、商品にもこだわります」と。
で、「徹底的に、かなり色んなシャンプーを使って来ました」・・と。
で、あんまり細かいことをお客さまに言っても、、細かい成分の話をしても、あんまりわからないので。
A:はい。そうですね。
Mさん:「100%間違いありません!」と言うぐらいですね・・・
あとは、、、視覚て飽きさせないのは、、
例えば、僕がこだわっているのは、一貫して、生のお花が、お客さまの目に入るような位置に飾る・・と。
A:はい。なるほど。
Mさん:グリーンとか、花とか、女性は特に目をやるので。
そこは、意識してますね。
あとは、知識として、髪の話から、健康の話になったり、色んな話にこう雑談で膨らんだり、飛んだりしますよね。
そういうときに、その方に、自分が持っている知識、自分が得ている知識を、どんどんたくさん提供してあげると。。
カット4,800円。
それ以上の価値が、
「あっこういう知識を教えてもらったわ」
「あっこれって、こういうやり方もあるのね」
・・っていう、「見えない付加価値」みたいなものが、そのひとにとってプラスになっていれば、「また、色んな話を聞いてみたいな」・・と思わせる、ワクワク感に繋がるのかな。
それは、美容の話でもあるし、健康の話でもあるし。
そのひとが、好きな話を、たくさん掘り下げてあげて。。
もし、自分に(その分野の)知識がなければ、聞いてあげるだけでもいい。
そのひとは、凄く話が出来て、「聞いてくれた」ってことは、そのひとにとっては、信頼感も生まれるんですね!
A:そうですね!
Mさん:まずは、聞くことで信頼感を構築する。
それがキホンの「キ」ですね。
それで、心が満腹になってくれれば、4,800円のカットに、とっても満足してくれる・・
と、常に思い続けて。。
というところが、一番「飽きさせない理由」になっているのかな?
A:なるほどぉ...
Mさん:..あと話が戻りますけど。
なかなかうまく(お互いの)関係が最近まで...
○○の△△さんって組織があったから。。
全部あそこが窓口だったから。。
お互いなかなか巡り会えなかったのかな・・と思いますね...
A:そうですね...
Mさん:ただただ、それだけかと...
A:ありがとうございます..(笑)
Mさん:どっかでスレ違ってるかも...
A:そうですね。
もしかしたらどこかで、講習とかやってるときに、お会いしてたかもしれませんね。
Mさん:僕もちょいちょい顔は出してたけど、あんまり存在感がないもので...(笑)
A:いえいえ...(笑)
Mさん:だったかな・・と..
A:ちょっとさっきの話を掘り下げたいんですけど。
「カットの提案をする」という話。
それは、ようするに、やっぱり相手をみて・・ということだと思うんですけども。。
例えば、ストレートのひとにパーマをかけたりとか、、
例えば、ちょっとショートにしてみたりとか。
そういう「遊び」を与えるというか、色々な方向性で・・ということでしょうかね?
Mさん:えーとね。提案する「理由」もつけてあげると、お客さまも納得しやすいんですよ。
A:なるほど。
Mさん:提案する前に、そのお客さまが、子育て中なのか?とか。
仕事中に髪を結わくのか?とか。
帽子をかぶるのか?とか。
日常のライフスタイル。
ドライヤーをする暇があるのか?ないのか?とか。
そういったものを全部聞いて、出してもらって、そうすると、、
A:はい...
Mさん:あと、もうひとつ大事なものが、コンプレックス。
どういうところが、薄くて気になっているのか?
多くて気になっているのか?
くせ毛が気になるのか?とか。
その方にとってのコンプレックスを引き出してあげて。
で、あとは、似合う、似合わないを見極めて。。
そういう色んなものが解消できて、喜んでもらえる、と思うんですけど。。
...っていうような、「理由」をつけて提案すると、お客さまも納得してくれると思うんですね。
で、そうやった「事例」も一緒に加えて。
「こうこうこういうお客さんで・・」という感じですね。
A:それは、「語り」で・・ということですよね?
Mさん:そうですね..
Part1の公開の際にも記しましたが、、
この対談の際、聞き手の私:荒井は、素晴らしい言葉の数々に、どんどんのめり込んでリキが入ってしまいました。
よって、どんどん話が長くなりましたので、分割して掲載することにしました...
☆ビハーラさんとの対談:Part1
☆続き → Part3はこちら
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