年末の予約が5月に埋まる☆繁盛美容室をつくる極秘情報をマレーアサロンが公開!_6

末の予約が全て5月の段階で埋まってしまう..

しかも、、
ネット等オンラインでの集客作業はまったく無く。。

アナログな方法だけで、凄い繁盛サロンを築かれているマレーア・パートナーサロン。
横浜市旭区鶴ヶ峰本町:美容室ビハーラさんとの対談:第六弾です。

*詳しく知るためには、Part1からご覧ください..

 Part1  Part2  Part3
 Part4  Part5
美容室ビハーラ:森本さん(以下Mさん):ほとんど...
100%近いんですけどね...
98か99%かぐらいじゃないでしょうか。

荒井(以下A):ホントですか!..

Mさん:本人じゃなくても、
子供だったら、お母さんが子供の分を予約して帰るとか。

わりと面倒くさがりなご主人だったりすると、
奥さんが来ると、主人はこことここネって決めて帰る。
間接的な事前予約もありますけど。

そうしてもらわないと、やっぱり、対応できない....

A:う〜ん!

Mさん:でも、(お客さまご自身の)仕事が全然読めなくて...

A:そういう方もいらっしゃいますよね。

Mさん:予約しないで帰る場合もありますけど。。
うん...でも、仕事が読めない方は、
「2カ所、では取ってください」と。

「2カ所取って、仕事のスケジュール決まったら、
どっちか飛ばして、どっちかにしてください」
と言って。

必ず、
「どっちか休めそうな、被らないところで取りましょう」
という話をして・・決めていかれる方もいますね。

そうした感じで、ほぼ予約を...

A:それは凄いですねー。

...やっぱり、サロンさん色々皆さん悩みがあるとは思うんですけど。
一番の悩みは、僕が感じている限りで言えば、やっぱ「集客」なんですよ。

で、ビハーラさんで言うと、そこがもう成し遂げてられているわけじゃないですか。


Mさん:うんうん。

A:なんて言ったらいいんでしょうね。その、え〜と。。

例えば、じゃあいま、僕がおとなりのサロンさんへ行って、
「次の予約を取るようにしたらいいよ」
と(僕が)言ったところで、、

じゃあ(お客さまが)帰るときに
「次、いつにします?」と聞いても、
「また連絡します」で終わってしまうと思うんですよ。

だから・・すぐにその、、、
「今すぐできること」として、
何かアドバイスとかってありますかね?

...「ここから始めるよいいよ」という..


Mさん:一番大切なのは、、
ちょっと話が戻りますけど、
ヘアスタイルの、中・長期的な提案。

...ということと....あとは、、

「もう一度来たいな」と思わせるには、
そのひとにとって
「心地イイ時間が作られているかどうか?」
ってことですね。

そのふたつぐらいかなぁ..
一番重要なのは....

で、あとは、パソコンでも、紙でもいいんですけど、
予約していってくれるその画面や紙を見せて、
「(次の)予約していってくれると、お互いラクじゃないですか?」と。

時間が無駄にならないし、「お忙しいですよね?」と。

(例えば)専業主婦のひとにも、
「お忙しいですよね?毎日ご飯作って買い出しして...」

...とねぎらいを入れながら..

・・そうすると、時間を決めていった方がラクじゃないですか?

で、「一応決めて頂いて、都合が悪くなって、
チェンジされたり、キャンセルされたりする場合や、
都合が悪くなったら、連絡頂けると助かりますし。
そのまま入れる場合は、そのまま入って頂いくと..」

「お互い時間のムダにならないですよね」

みたいに提案してもいいんじゃないですかね?

A:あのーお話聞いていて「難しい」というか。。

僕がサロンさんにフォローしている、
ご存知かと思いますけど、
写真を撮って、WEBにアップしてってことと...


Mさん:うんうん。

A:そういうのを含めて、どっちかというと、
じゃあ例えば、広告を出すとか、チラシを出すとか。
ポスティングしに行くとか。

お店に「ご自由にお取りください」というのを置くとか。

紹介カードを作るとか、色々あると思うんですよ。

でもどっちかというと、
そういうのはマーケティング的な手法であって。

いま森本さんがおっしゃられたのは、凄く根本的な、、
もちろん、森本さんのおっしゃられる部分も、
マーケティングのひとつではあるのでしょうけど...

でも、さっきから何度かおっしゃられてますけど、
「今をしっかりやる」という...


Mさん:うん。

A:どうしてもやっぱ、
じゃあマーケティング的に
「こうしよう」「ああしよう」というのは未来のことだし。

顧客リストを取りあえず出して..なんとか..
・・というのは、過去のことであったりするし、、

そうすると...じゃあどこから改善するのか?というと。

おっしゃるとおり、確かに「今」をやるのが....

「今」プラス僕らがいま推進しているような、
例えば、将来へ向けてのやることもやって、
過去をしっかり振り返って。

・・というように...
全部出来ていけばいいんですけど。。


Mさん:うん。

A:どちらかと言うと、一番重要な、
ど真ん中の「今」を改善しよう!とか。

今、自身の、もちろん技術的な部分では、
皆さん切磋琢磨されていると思うんだけど..

なにか、満足というか「お客さま視点」に100%行ってないような。。

これは美容師さんに限らず、
僕も自分への戒め的にも。。

すごく(こういう現実が)あるのかなぁ?
と、いま思って話してるんですけどね....


Mさん:う〜ん...そうですね....

A:おっしゃるとおり、(紙を)見せて、
「次を予約した方がラクでしょ?」と言っても。

(お客さま自身が)「次を予約したい」と思わなければ、、


Mさん:あぁ、はい、はい....

A:それは...最初の方にお話し頂いたように
「今の満足」と「将来への期待」じゃないですか。

それで、確かに、
(店長の他に)もうひとりオーナーというひとが居るとすると、
半年先の予約を例えば取ることではなくて。

「明日(の予約)を取れ」
・・みたいになってくじゃないですか。

...とすると。。

いま美容師さんとして独立されている方っていうのは、
ほとんどの方が、まず、いきなり独立された方ってほぼいないので。

なかにはお母さん、お父さんがやってて(そこで働き始めた)という、
個人店から(始めた)・・という方はいますけど。

ほとんどのひとが、
ある程度名の知れたチェーン店なりなんなりに勤めていて、
それで独立した・・という、、

皆さん独立してお店を持つには、そこの店の、
トップ10%、20%・・5%に入ってるような、優秀なひとなんですよ。

お店を出すってことは。。


Mさん:はい。

A:でも、総合的にお聞きしてて思ったのは、
短期的な部分(だけを重視する考え)が。

皆さんどうしても、多いのかな?と。。


Mさん:なんだろう。
あんまり小手先で、難しく考えない....

で、時代は変わっても、
変わらないものを、しっかりやって。

積み重ねれば、予約が自然と、半年先も明日も、パンパンになっちゃう。

A:それは、ずっ〜と昔の話になりますけど。
独立された頃からのスタンスですか?


Mさん:そうですね。

独立したときは、旭区に何の縁もゆかりもなくて。
元々(横浜市)港南区の上大岡でやってて。、

A:へぇー。あっそうなんですか。

Mさん:それから(横浜市中区)伊勢佐木長者町へ行ったり、平塚へ行ったり、
ちょいちょいお誘いで、やってきたんですけど。

旭区でお店を貸してもらえることになって。

まったく縁がないけど。
やりたい気持ちでいっぱいで、それで、旭区に来たんですよ。

でも、宣伝する費用がないんですよ。
ただ、住宅地で2階だったから。。

A:(現店舗と同様に)そこも2階だったんですか?

Mさん:うん。
それで宣伝するにも、チラシを配るにも暇がない...全部自分だから。
当時スタッフがいましたけどね。

で、垂れ幕一枚だけ、3万5千円で作ってもらって。

・・それだけです。
宣伝費を一回かけたのは。

2階から垂れ幕を垂らして「美容室オープン」って。

ようは、なんでも商売そうだと思うんですけど。
集客よりも、認知してもらうことが、
新規オープンって一番大切じゃないですか。

A:ウンウン。そうですね。

Mさん:あそこに美容室があるんだ。できたんだって。
皆に、知ってもらうことの方が、まず重要で。

で、垂れ幕一枚垂らせば、
バス通りだから、通るひとにも目に入るじゃないですか。
(自分が)動かないで済む。

で、1日、最初オープンしたときは、
お客さん3人だったと思うんですよ。

3人とか5人とか2人とか。
最初の1ヶ月ぐらいは....

A:はい。それはそうですよね。

Mさん:で、やっぱ目の前に集中しましたよ。

近所のおばあちゃんかもしれないけど。
基本だと思うんですけど。

おばあちゃんの髪が、
グッと良くなっていれば、家族は、
「いいね!どこでやったの?」
と、キホンみんななるじゃないですか!

・・すると、娘さんが来る。
孫が来る・・ってなりますよね。

基本的に、こういうスタンスは、ずっと変わらない。

A:これを、今うかがおうと思ったのは、たぶん、
「(帰り際に)次の予約をしていってもらうといいですヨ」
で、予約表があってというと。。

僕も見させてもらってわかるとおり、
ビハーラさんの予約表をみると、埋まっているじゃないですか。
すごく先まで。


Mさん:はい。

A:やっぱり、ラーメン屋になぜ行列ができるのか?
というのと同じ理屈で、
「埋まってれば、皆(予約を)するんじゃないですか?」と。

「(予約が)埋まってないのを見たら、いつでも取れると思って、
例えば3ヶ月先どこも入ってないと、
『そんなにカンタンに予約しないよ』」
・・という声が、僕は出るかな?と思ったんですね。


Mさん:うんうん。

A:で、だから「最初」をお聞きしたんですヨ。
最初は、森本さんだって、
お店オープンしたときに、埋まっているわけはないじゃないですか。


Mさん:ウンウン...

A:今のように、6ヶ月先、7ヶ月先まで予約(がどんどん埋まってゆく)
・・ということではないですよね?

それでも、(今迄お聞きしたような)
そういう姿勢をずっと持っていたわけですか?


Mさん:最初、オープンして半年後ぐらいに、
ようやく、予約「優先」にしたんです。

飛び込みで来られても、
だんだん出来なくなってきたのが、半年後ぐらい。

で、予約優先にしてても、被るようになって来て。

で、10ヶ月後ぐらいだったかな?....

ゴールデンウィークにオープンして年末だったかな?

だから、そんなに経ってないのかな。
そのときに、予約「制」にしたんですね。
だから・・いきなりは難しいかもしれないけど。。

「ご予約頂くと優先させて頂きます」
という、予約「優先」という段階を踏むといいのかなあ?
・・という気もしますね。

A:いまのお話を、僕なりの判断でお話させてもらうと。
「次、予約して頂く」ということは、後かな?・・と。

まずは、とにかくそのひとを満足させること。


Mさん:うん。そうです。

A:もしかしたら、その後の
「予約していってもらう」
というのも、テクニックのひとつにしか過ぎなかったり。


Mさん:はい..はい...

A:実は、どのお店にも必要なことではないのかもしれなくて、、

もしかしたら、
そのまんま「予約制」というとこに行かないのも、
そのお店の「個性」であるけれども。

とにかく、「満足させる」っていうことかな?
と思ったんですけど。。


Mさん:おっしゃとおりです。そうですね。

そのときの満足度が、一番重要ですね。

おのずと、後は段々予約するようになってくるんじゃないですかね。

A:とすると、逆に、例えば。。。

僕、メール(アドレス)をわかってるサロンさんに、
ちょっとタイトルだけ刺激的なのつけて、
「閑古鳥を追い払う方法」
みたいな、そういうのを出したことがあったんですけど。


Mさん:うん。

A:まっ冗談で、
「ウチは閑古鳥が来てるからね」
とか言ってくれたサロンさんもいらっしゃっるんですけど。

そのお店は、全然閑古鳥が鳴いてるお店じゃないんですけどね。

でも、実際そういうお店もあったりするわけで。

やっぱりそうなると、、
一番大事にすることは、何なんでしょうね?

何なんでしょうね・・と聞いても、難しいと思うんで。

技術なのか?
「想い」みたいな、マインドセット的な部分なのか?

先ほどのお話であれば「目立つ事」であるのか?とか...


Mさん:・・ひとことで言うと、
「不満に思うであろう原因を、全て潰していく」
ということ。

と、もうちょっと、、

その先のところにあるのが、
技術と人間性を両方、両立させて、
気に入ってもらうことが重要なんだけど。。

順番どっちか?といったら。
「ひととして気に入ってもらう」ことが重要で。

「このひと嫌い」だったら、うまくても、
「触んないで」となっちゃいますよね。

なのでまず、ひととして受け入れてもらえること。

ひととして、どうなんだろう?
・・と、自分で自分をよ〜く見つめること。かなぁ..
第一弾の公開の際から記していることですが、、
この対談の際、聞き手の私:荒井は、素晴らしい言葉の数々に、どんどんのめり込んでリキが入ってしまいました。

よって、どんどん話が長くなりましたので、分割して掲載しております。

次回は、、
「美容師としての大切な心構え」の話へと進んでいきます。

夏休み等絡みますので断言はできませんが。。
次回は遅くとも、8月中にはアップするつもりです..

続きを、お待ちください...

ビハーラさんとの対談:Part1から見る

☆続き → Part7はこちら

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